バス旅でトイレ付き、そのメリットとデメリットは?

バス旅行をする時、ある程度の年齢の人や女性の中には「トイレ付きのことを何よりも優先する」という人が少なくありません。これはもちろんいいことなのですが、実はメリットとデメリットがあります。意外かもしれませんが、デメリットも存在するのです。

トイレ付きバスツアーやトイレ付きの路線を選ぶメリットとデメリットは一体何なのでしょうか。

メリット1.何はともあれ安心

メリットはまず、何はともあれ安心だということです。バス旅の中でも一番の気がかりがトイレに関することでしょう。その中でも特にトイレがない事が何よりも不安、というトイレが近い人やあまり我慢できない人には、とても安心できます。

特におむつをつけるほどでもなかったり、尿とりパッドなどがつけられない人、頻繁に行きたくなる人にはおすすめです。また、ツアープランによってはお酒を飲むプランやランチにドリンク飲み放題のプランもあるでしょう。

そんな時にトイレがない車両だといざという時に困るかもしれませんね。トイレがついているだけで、とても安心できます。ちなみに、大体のバスに付いているトイレは洋式のことが多いものです。豪華なトイレになると化粧直しが出来たりコットンが置いてあるなどサービスも良くなりますが、基本的にシンプルな作りのことが多いため、あまりトイレの設備そのものに期待しないようにしましょう。

あるだけ十分、というくらいに考えておくと、期待しないですみます。ちなみにウォシュレットなどの豪華な機能はついていないものがほとんどです。

メリット2.旅行先周辺にトイレがない場合でも気軽

もう一つのメリットは、旅行先周辺にトイレがなくても気楽に行けるということです。旅行先によっては、周辺にトイレが設置していなかったり、あってもかなり粗末なものだったり、故障中の確率や使用中の確率がかなり高いところもあります。

このため、旅行先によってはトイレ付きの車両だと移動中や旅行先にいてもトイレを借りることが出来るのです。

このため、トイレがない場所へのバス旅でも、トイレ事情を気にすることがありません。

このため、山道を歩くバスハイク旅行や四十八ヶ所巡りをするような場合、トイレがないときにも心配することがかなり減ります。トイレがない場所に行っても不安が減るので、より旅行を楽しめるでしょう。

メリット3.他の設備にも期待できる

まだまだトイレ付きの車両は多いわけではありませんので、すべてのバス旅でトイレ付きに対応しているわけではありません。そのぶん、トイレ付きの車両は新しく、他の車内設備にも期待できる可能性があります。最近人気があるのはコンセント付きの車両です。

これはスマートフォンなどを充電するためのものであまり多くの機械を充電できるわけではありませんが、それでもスマートフォンの充電くらいなら十分利用できます。また、無料のWi-Fiがついていたり、座席がリクライニングして快適に過ごせたり、手元用の明かりがついていたりと、サービスが充実しています。

最近人気があるのが、トイレの設備も含めてより充実した車両です。特徴的なのは車両そのものが豪華なことです。ドリンクホルダーがあったり、シートの質が良くなったりと、更に快適に過ごせます。マッサージ機能のある車両やUVカットガラスを使った車両もあり、様々な工夫が人気です。

ちなみに、このような豪華な車両になると、トイレも綺麗で広いことが多いでしょう。トイレがより広くなったり、着替え用のスペースや台があることも少なくありません。ウォシュレット付きがいい場合は、できるだけ豪華なバスを選ぶといいでしょう。

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デメリット1.その分費用が高い

とはいえデメリットもあります。その代表的なものが、費用が高いということでしょう。基本的にバス付きの車両になるとその分旅行代金が高額になります。だいたい1000円くらい高くなるため、ツアー代金が思ったより高額になります。

安いのがバス旅のメリットのひとつですが、トイレ付きのバスにするだけでは同じプランでも意外と安くならない場合も出てくるでしょう。実は旅行用、特に観光バスの場合は座席数を減らしたくないので、トイレ付きバスの旅行費用は高額になります。

バス旅ではトイレ付きは人気があるプランなのですが、ごく限られた人にしか使うことが出来ません。ゴージャスなバスになると、さらに数千円から数万円の違いがあります。基本的に車両がゴージャスになるほどプランも高額になる傾向がありますので、良いバスや豪華な旅行プランになればなるほど費用は高額になるようです。

デメリット2.必ず使えるわけではない

一般的に車両にトイレがついているからといって、必ずしもトイレを使える車両が来るとは限りません。実は車両の都合によっては急に車両が変更になってトイレ無しの車両に変更になる事があります。このため、トイレが必ずしも有るわけではありません。

また、車両にトイレがついていても、必ず使えるわけではない場合があります。というのも、トイレのタンクには一定の容量があります。このため、トイレの容量を超えるとトイレの使用ができなくなるのです。特にある程度期間のある旅の場合、旅行途中でトイレタンクが一杯になってトイレが使えなくなった、という経験をしたことがある人もいます。

トイレがあると安心というのは間違いありませんが、いつも必ずついているし使えるというわけでもないようです。

デメリット3.使うタイミングが難しい

デメリットとしては、使うタイミングが難しいこともデメリットです。例えばトイレに行くタイミングとしては、信号停止中などが多いでしょう。実は移動中、特にうねりが多い山道を走っているようなときはあまりバス車内を歩きにくいものです。

足腰が弱い人であれば、転倒の可能性も有るかもしれません。トイレに行くタイミングは特に決まりはないものの、やはり行くタイミングが難しい事があります。また、高速など信号停止などがあまりないところになると、トイレまで行くのも結構大変になります。

夜行バスの場合は、夜にカーテンの間を移動しなくてはならないのがデメリットです。隣に人がいる場合、起こしてしまうかもしれません。このため、夜行バスでせっかくトイレ付きを選んだけれど、意外と使わなかったり使うタイミングが難しかったという人もいます。

夜行バスの場合は定期的に休憩もありますから、トイレ付きを選ぶ意味はあまりないという人もいるようです。

参考元「バスツアー福岡発日帰り > オリオンツアー
https://orion-bustabi.com/kyusyu